2017年12月5日火曜日

帰って来たヨッパライ


はしだのりひこ、訃報。(12/2、72歳)
パーキンソン病のため死去、急性骨髄性白血病も患っていたという。
バンドでの確執やフォークル解散後の音楽性は一旦置くとして、美しいテナーの持ち主であり、優れたメロディーメーカーであったことは記しておこう。
個人的な想い出は、高校生の時、朋友M氏宅のオープンリールのテープレコーダーに、ゆっくり演奏したこの曲を録音して早回し再生して延々と遊んだ事、「風」の歌詞のセンチメンタリズム、その甘ったれ青春に唯々浸っていたことか。

「風」 作詞:北山修 作曲:端田宣彦
 
人は誰もただひとり 旅に出て
人は誰もふるさとを ふりかえる
ちょっぴりさみしくて ふりかえっても
そこにはただ風だけが 吹いているだけ
人は誰も人生に つまづいて
人は誰も夢破れ ふりかえる
 
プラタナスの枯葉舞う 冬の道で
プラタナスの散る音に ふりかえる
帰っておいでよと 振りかえっても
そこにはただ風だけが 吹いているだけ
人は誰も恋をした 切なさに
人は誰も耐えきれず ふりかえる
 
何かをもとめて ふりかえっても
そこにはただ風だけが 吹いているだけ 
ふりかえらずただひとり 一歩ずつ
ふりかえらず泣かないで 歩くんだ
何かをもとめて ふりかえっても
そこにはただ風が 吹いているだけ
吹いているだけ 吹いているだけ
吹いているだけ...




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