猛暑日
娘夫婦が住む日田市、そして当久留米市が猛暑日で全国制覇を成し遂げたこの日、似非エコライフ実践者にとってはその精神を嘲笑うかのようなチャリのパンク、ここは唯一の生活の足を確保すべく、炎天下の修理に向かう。
修理完了までの間、熱中症の臨界点を探るべく、灼熱のコンクリートを踏みしめながら公園まで足を延ばしてみると、驚くべき光景を目の当たりにすることになる。
そこには、上半身裸で汗だくのおっちゃんが、ボールを振りがぶり前方に全力投球したかと思うと、その球を全力疾走で追いかけては拾い、叉投げては追いかけるという釈尊の修行をも凌駕する苛酷な修行僧モドキの姿があった。
己の未熟さに呆然とし、焦熱地獄の責め苦には程遠いが、地を這う炎熱の中遠回りの苦行を課してチャリの引取りに向かうことにしたが、内心「あのおっちゃんも己も阿呆ちゃうか」との邪念もよぎるところが、まだまだ修行が足りぬ。
(図々しいファーマータナカでも面と向かってシャッターを切るのは憚られたが、左下に今にも倒れそうなおっちゃんを芸術的構図で捉えている)
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