狂歌
ファーマータナカの今日の狂歌。
「世の中は色と酒とが敵(かたき)なり どふぞ敵にめぐりあいたい」
共感、ちょっと大人しく自粛してると、俗人の血が騒ぐ。
天明期、酒徒としても名高き粋人太田蜀山人有り、雅号を南畝(なんぽ)と云う。
南畝は又、四方赤良という狂名も使った。
江戸の狂歌流行の基礎を作ったこの文人は、昔歴史や古典で習ったのだろうが、その時は何か変な奴がいるとただ名前を覚えた位で、まさか将来師と仰ぐ存在になるとは、夢にも思わなかった。
晩年登城の途中で転倒し、それが元で死去したといい、辞世の句までふざけている。
「今までは人のことだと思ふたに 俺が死ぬとはこいつはたまらん」
コロナもたまらん、死ぬのもたまらん、外で呑めんのも、もっとたまらん。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム