2020年7月22日水曜日

エコバッグ

ファーマータナカの今日の Goods「エコバッグ」。 7月1日よりレジ袋が有料化となった。
大抵はバックパックを背負っているのでそれに入れているが、手ぶらで急に買物をする時は、もちろんレジ袋に入れてもらう。 個人的には家庭内でのゴミ袋として重宝しているので、きちんと畳んでストックもして再利用している。 無料だったものにいちいちお金を払うのは面倒というか癪に障るので、とりあえず今回エコバックを買っておくことにした。 ただ無料での補充が無くなると、早晩有料でその都度買うか、まとめ買いの必要も出てくるだろう。 有料化は経産省の HP にも書いてある通り「普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすること」が目的で、何とプラスチックごみの削減が目的ではないそうだ。 せっかくなのでここはネット上にあふれる賛否両論その他情報を幾つか拾っておくので、見直すきっかけとなれば幸いである。 ・プラスチック容器やレジ袋といった石油由来の資源のみならず発電目的での利用など、あらゆる分野において脱石油を進めるというのが国際社会の流れであり、日本が主張する脱石油にならないペットボトルの再生だとか、火力発電の効率化はピントがずれている。 ・海洋プラスチックごみのうちレジ袋が占める割合はわずか0.3%しかなく、ペットボトル(12.7%)などと比較するとゼロに近いというのが実状(容積ベース、環境省調べ)。 ・レジ袋はポリエチレンから出来ていて、石油精製時に必ず発生する副産物でもともと捨てるはずだったもの、レジ袋を使わなくても産出されるものでもともと環境負荷が小さい。石油由来の素材を使ったマイバッグなどを使ってしまうと逆に石油の消費が増える可能性もある。 ・使用回数にもよるが、エコバッグの方が洗濯をすることでむしろ海洋汚染につながるとの見方もある。 ・レジ袋が削減できても、(私のように)代替のプラスチック製袋の需要が増えれば、プラスチックごみは減らない。 ・無料のバイオマス(動植物に由来する有機物)プラスチック(25%以上)は、原油、石油ガス、可燃性天然ガス、石炭を除いた資源から作られているが、25%程度では生分解されるものではなく、普通のプラスチックごみと大差はない。 ・レジ袋有料化により、仮に利益が0円としても店舗の売上は増加し、小売店が潤う分そのすべてが消費者の負担になる。 ・世界中を襲っている新型コロナウイルスは、莫大なプラスチックごみを生み出すことになっている。


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