アニマル・ウェルフェア
ファーマータナカの今日の言葉「アニマル・ウェルフェア(動物福祉)」。
以下のようなニュースが、マスコミを賑わせている。
①宮崎県内で致死率が高い高病原性ウイルス「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが3例検出で殺処分、今年に入り、福岡・香川・兵庫でも確認。
②鶏卵生産会社「アキタフーズ」の元代表が元農林水産大臣吉川貴盛衆議院議員に対して500万円提供。
上記は鶏卵の話だが、鶏肉(ブロイラー)ひいては日本の畜産の世界の根底には、同じ問題が横たわっている。
酪農をかじったことがあるので身をもって体験しているが、飼育される動物一頭一頭(羽)には、人間と同じように個性があり感受性がある。
日本は食品の安全性が評価される一方で、畜産における飼育の面で世界のスタンダードから大きく後れを取っている。
安ければいいという消費者(自分だ)の意識、それに呼応する企業業者側の論理…。
個人の努力だけでは如何ともし難いが、現実から目を背けないでせめてゲージフリーに向けて、個々人が改善に向けて出来る事に取り組んでいく必要がある。
※参考URL
「ブロイラーに生まれたメイの50日」
(閲覧注意という位悲惨、私も全部見きれていませんが)
「世界的TKGブームの陰で、日本の卵に海外からクレームが来た理由
世界中で話題の “アニマル・ウェルフェア“とは? 」
「日本で「ニワトリ」はこんな風に殺されている…知られざる現実
そもそも「国産」は安全なのだろうか」
(画像は北海道標津郡中標津町開陽の牧場)
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム