2021年12月4日土曜日

介護

ここしばらく首が痛いと言っていた母から、案の定朝早くにTEL。
やっぱり病院に連れて行って欲しいと言う。
(1回連れて行くと、数日後に絶対再診に行かねばならない)

車椅子が乗るワンボックスタイプのシェアカーが、今日は何故かあちこち予約ばかりで、やっと見つける。
(苦労をよそに、見栄を張って、人前で車椅子に乗りたがらない)

A病院の待合室で、同世代の男性から声をかけられた。
向こうもこちらを見て、同じような境遇に見えて、愚痴の一つも話したかったのかもしれない。

男性は74歳、母は93歳。(若くて結婚されたんだ)
同居、認知症があり、介護がないと、お風呂トイレ歩行も困難という。
まだ仕事を続けたかったが、介護のためにやむなく辞めましたと。

話しかけられる前に遠巻きに眺めていたのだが、接する態度が優しいのが、手に取るように解る。
人間とは、どんな境遇に置かれも、こうも優しくなれるものだろうか。

一方こちらは、別居、今のところ認知症は無く、お風呂トイレ歩行も、まだ何とか自力で可能だ。
(病院など、歩行距離が長い場合に車椅子を使用し、例えば買物はカートを与えて、筋力の衰えを少しでも先延ばしするためと称して、ヨロヨロの自力でさせている)

自分の冷たい本性は、見る人は皆、きっと見抜いているだろう。
まだまだというか全然というか、修行が足りないと、時々ほんのちょっぴり反省しないでもない。


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