暗証番号
愚痴話は長いです。
心身共に富裕層の方はパスして下さい。
給与や年金の振込口座は田舎に長いこと住んでいたこともあり、郵便局(現ゆうちょ銀行)である。
超一流企業(嘘です)を若(馬鹿)気の至りでたったの1年半で退社したため、約束されていた超エリートコース(W嘘です)を踏み外し、その後はお定まりの血を吐くような地を這うような自営業畑が長かった。
私を筆頭とした落ちこぼれ集団も一方にいないわけではないが、大変な時代だったとは言え我ら団塊世代末期(厳密には1年程若い)のエリート母集団の奴等は各界でほぼ頂点まで登り詰めて悠々自適な老後を送っている御同輩も多い。
退職金ガッポリ、相続財産ガッポリ、不動産ガッポリ、金融資産ガッポリ、厚生年金ガッポリ(ブラス酒池肉林の世界にいまだに浸ってる奴もいてきっといい死に方はしないだろうっていうか苦しみ抜いて死んで欲しい)という奴等である。
一方その落ちこぼれであるが、雀の涙程の年金を70歳からの支給に5年間繰り延べて142%の増額支給にしているが、焼石に水には変わりはない。
100億円は142億円になるが、100円は142円にしかならない。
しかも世間には様々な事情があり、当家では夫婦別産制が敷かれており、そのなけなしの年金のきっちり半額をカミさんに振り込むシステムになっている。
ここからが本題である。
インターネットの時代であるからして、送金はWeb上で行うが、本人確認も含めて口座番号などの数字を、「トークン」というアナログのようなデジタル機器?で行なっていた。
そのミニ電卓のようなキーを押すとアレ?電源ONにならない。
電池切れである。
もちろん充電などはできず交換しかないのであるが交換送付には当然時間がかかるし、それ以前の大問題があって、最近トークンは1,650円の有料になるとのお知らせが来ており、その選択肢は必然的に消えた。
ここはもう一つの手段として、「ゆうちょ認証アプリ」を使うしかない。
念の為アプリは以前ダウンロード済だが、ゆうちょ認証アプリの利用登録手続がまだだった。
そこでその手続をするのであるが、そこでの書類によるご本人確認が、
・運転免許証
・マイナンバーカード
・在留カード
となっており、書類によるご本人様確認を行わないと送金額上限5万円の制限だとか送金可能になるまで24時間かかるとかうるさくて、又マイナンバーカードは取得していないのでここは必然的に運転免許証での本人確認となる。
ここからが本題である。
登録の過程で、「運転免許証に設定した2組の暗証番号4桁を入力」と出た。
おまけに「2組の暗証番号4桁」とは
・運転免許証の取得または更新時にご自身で設定され た暗証番号です
・暗証番号を累計3回間違えると、それ以降はカード に記録された内容の読み取りができなくなりますのでご注意ください
・読み取りできなくなった場合は、各免許センターや 各警察署などにおいて復旧することができます
だって。
当てずっぽうに2回トライしたが世間はそんなに甘くない、「暗証番号が間違っています」とつれない表示。
暗証番号確認のため、久留米警察署が開く9:00まで待ってチャリを走らせたというわけである。
その他にも生体認証でカメラに向かって何回も大きく「あ」と口を開けろだとかその上確認できませんとか、何をやっているのかよく解らないことも多かったがそれはさておき、
皆さん、運転免許証に設定した2組の暗証番号って覚えてます?
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