熱中症
ファーマータナカの気になるニュース「熱中症」。
僕らが子どもの頃は、校庭などで太陽の光が原因となって起こる日射病なるものがほとんどだったような気がするが、それを含めて2000年からすべて熱中症に統一され、近年では熱中症は室内でも発生するというのが、もう常識となっている。
昨日のNHKのニュース
「東京23区 熱中症疑いで248人死亡 エアコン未使用などが8割超」によれば、
・「場所別では屋内で亡くなった人が239人と96%以上を占めた」
→ ほとんどが室内で発生している事実は改めて驚きだ。
・「年代別では大半が高齢者で、80代が97人、70代が82人、90歳以上が32人、60代が27人」
→ 高齢者合計238人は全体の96%で、ほとんどが高齢者という事実ももう一度しっかりとおさえておくべきだろう。
・「室内で亡くなった人の9割近く、死者の全体でみても8割余りにあたる213人はエアコンを使っていなかった」
・「エアコンを使っていなかった人のうちエアコンがあるのに使っていなかったのが155(73%)人で、エアコンがない部屋で亡くなっていたのが58人(23%)でした」
→ エアコン使用が当たり前と思っていたが、実際はこの数字であり、高齢者は間違って暖房を入れていたというケースもある。
現代日本社会の課題である、高齢者や一人暮らしや貧困や認知症の問題が、ギッシリ凝縮された結果とも言えまいか。
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