パラドックス
今日のパラドックス「ジェボンズのパラドックス」。
昔からパラドックの話が好きだ。
有名なところでは矛盾の語源でもある「矛(ほこ)と盾(たて)」。
あるいは「アキレスと亀」の、アキレスがどれだけ速く走ったとしても、前を行くノロマな亀に追いつく事はできないとか。
「ジェボンズのパラドックス」とはもともとは19世紀の経済学者ウィリアム・スタンリー・ジェボンズが、石炭について唱えた説。
技術進歩によって石炭(資源)の利用効率が向上すれば、通常使う量は減るはずと考えられるが、それにもかかわらず、資源の消費量が減るどころか逆に増加してしまうという現象を指す。
確かに現実問題として、たとえばこの猛暑日が続く中、省エネタイプのエアコンに換えて、結果1日中つけっぱなしになったとか。
電気自動車にしたから、前より頻繁に或いは遠くに出かけるようになったとか。
そしてAIである。
従来のウェブ検索と比べた場合、AI検索のエネルギー消費は10倍から30倍に達する場合があると指摘されている。
又AIデータセンターはサーバーやネットワーク機器に加え、冷却やバックアップなど多くの設備で電力を使い、冷却機器やファンを24時間休まず動かして温度を一定に保つ必要がある。
世界のデータセンターの電力消費は、2024年から2030年には2倍以上になると予測されていて、世界全体の電力需要は小手先の省エネではどうにもならない需要増となる。
人類は進歩とか効率とかの発想からの大転換の時期に来ているのは間違いない(実際は既に手遅れらしいです・・・💦)



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