2016年9月10日土曜日

紙屋悦子の青春


えーるピア上映会。
『紙屋悦子の青春』は、松田正隆による戯曲を黒木和雄が原田知世主演によって映画化した2006年作品で、同監督の遺作となった。
台を見ているようなゆっくりとしたいわゆる長回しの場面展開、朴訥な九州弁、戦争がテーマなのに一切そのシーンはなく、云わば銃後の世界を描くことでのその理不尽さの中、特攻志願の青年が、恋心を持つ女性を親友に託する青春物語。
原田知世の美しさ際立ち、本庄まなみも好演(ちょっと場違いともとれる!?)。
偶然、「70年目の証言 あの戦争を語る」という本を読んでいた最中で、余計空襲等戦争のリアリティを感じた。


予告編はこちら。









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