屋台淡海
西鉄久留米駅近く、明治通りに面する現熊本銀行久留米支店の前に屋台があった(今もある)。
昔日飲食業をやっていた頃、店が終わるとスタッフやお客さんと連日連夜(はちと大袈裟だが)立ち寄って、あしたの朝まで飲み倒した。
そこのママ(或いはおばちゃんと呼んでいた)は、今思うと40歳代だったのだが、時折たしなめられる事はあったが多くを語るでもなく、危なっかしい僕らを見るその眼差しは、お姉さんというより母のそれであり、温かい愛に包まれているようで心地がよかった。
例によって本人には記憶が無いが、酔いどれファーマータナカの醜態や末路もいやという程見られたハズ。
悲しみの訃報が届いて、往年の多くのお世話になった客の、行きたい或いは行くべき想いを勝手に背負って、線香1本だけあげさせてもらう。
合掌。
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