飛梅
ファーマータナカの歳時記的心。
ここ数年は静かな(本当は侘しい)お正月を迎えている。
かってカミさんの実家があった大宰府、その天満宮は毎年200万人の参拝客で溢れかえる。
そこから「飛梅」の開花情報が飛び込んできた。
【 12月31日(月)御神木「飛梅」開花 】
大宰府はもう春、いずれにしても春なのだ。
「飛梅」作詞/作曲 さだまさし
心字池にかかる 三つの赤い橋は
一つ目が過去で 二つ目が現在
三つ目の橋で君が 転びそうになった時
初めて君の手に触れた 僕の指
手を合わせた後で 君は御籤を引いて
大吉が出るまでと もいちど引き直したね
登り詰めたらあとは 下るしかないと
下るしかないと気付かなかった 天神様の細道
裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って
君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を食べた
来年も二人で 来れるといいのにねと
僕の声に君は 答えられなかった
時間という木の思い出という落葉を
拾い集めるのに夢中だったね君
あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら
私も一夜で飛んでゆくと言った 忘れたのかい 飛梅
あの日と同じ様に 今 鳩が舞う
東風(ひがしかぜ)吹けば 東風(こち)吹かば君は
どこかで想いおこしてくれるだろうか
大宰府は春 いずれにしても春
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