2020年6月3日水曜日

異次元


新聞の折込チラシの裏に、何やらカタカナ語がびっしり書かれていた。

テレビのニュースやワイドショーで出てくる単語の意味が、からっきし解らないので教えて欲しい、と母(93歳)は言う。

教師上がりで元々自尊心が高く、教えたり価値観を押し付けることはあっても、人にモノを訊いたりするタイプではない。
お陀仏が近くなって、自分の住む世界が明らかに異次元の世界になっていることを感じているのだ。
知りたいという好奇心は評価できるが、その置いてけぼり感の哀しみは如何程だろう。

自分だって、RVゲームのキャラやアイテム、流行りのユーチューバー、Tik Tok の曲やダンス、若者言葉…、溢れ返る意味不明の洪水の中で、白けた視線を送っているだけだ。

安全のためガラケーは持たせているが、この上簡単スマホを持たせて悩ませるべきか、悩みどころだ。
(シニア向けスマホはかえっておススメ出来ないという意見もある)



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