2020年5月29日金曜日

クリームチーズ Part2


日本の農業界に殴り込みをかけ、自給率向上に資するため、先日よりまずクリームチーズ量産体制を目指して奮闘中、途中経過を列記しておく。

今回のテーマは濾過である。

前回の試作で、コーヒーフィルターで何とかなりそうな感触だったので、その路線で生産ラインを構築するため試行錯誤した。

・キッチンタオル(nepia)/透過率やや低で、搾ってみると破れてぐちゃぐちゃの山羊用パルプ入りクリームチーズとなる。
・水切りゴミ袋不織布タイプ(TOPVALU)/用途以外には使用不可とあったが、何か不織布が良さげに思えたのであえて熱湯消毒して試験してみたが、結果は芳しくない。
・キッチンペーパーフェルトタイプ(リード)/フェルトが良さげだったが、透過率やや高で固形部分も透過し、結果は芳しくない。
・クッキングぺーパークックアップ(unicharm)/三層構造シートの破れない不織布とあったが、チーズがへばりついて取れない。

結果、いくつものざるやボールやタッパーや手やシンクをぬるぬるにして、大量のホエー(乳清)を量産し、副産物としての僅かばかりのクリームチーズが生産された。
攻めるべきか撤退すべきか、チーズクラッカーを頬張りつつ、キッチンペーパーの山に囲まれながら LAGAVULIN(Islay Whisky)を舐めると、孤独な夜は更けてゆくのであった。

※ここではたと気付いたが、今回使用したヨーグルトがカスピ海ヨーグルトでクレモリス菌特有の粘りがあり、それが濾過にも影響しているかもしれない。



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