2020年10月15日木曜日

コミュニティサイクル

 街角ウォッチング。

「日頃より、久留米市コミュニティサイクル「くるクル」をご利用いただきありがとうございます。令和2年4月以降、新型コロナウイルスの影響等もあり、利用状況等の改善が見込めないことから、コミュニティサイクル「くるクル」の運営を令和2年6月30日をもって一時休止することとなりましたのでお知らせいたします。」

少し前だが、こんな運用中止のお知らせ。
コロナの影響等とあるが、実際は利用者増を図るため一旦は値下げして利用者は年々増加、しかし利用者が増えるほど、市内11のポートにまんべんなく自転車を再配置するための人件費がかさむという構図もあり、今年3月には2~3.5倍の値上げをしたばかりだった。
やってることは多分正しい、しかしうまくいかない事が多いのも世の常だ。

参考までにコミニティサイクルの回転率を挙げておく。
久留米市は1.9(2018)で、全国平均0.4(2014)を上回っているが、国内の成功例と言われる岡山市は3.49(2015)、海外に目を移せば、パリやニューヨークの自転車シェアリングの回転率は、実に6回~8回とも言われている。
都市の人口や魅力、街づくり等の要因はあろうが、やってやれないわけでもない。

(注)朝から出頭したり、釈放されたわけではありません。



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