2020年11月19日木曜日

フェイジョア

 自家栽培のフェイジョアもらった。

多くの品種が自家不結実性で栽培に難点がある、レアで知られていない、食味がイマイチ等の理由で普及していないが、逆に混沌のこの時代、ポポーと並び小規模であるがブームになっているともいわれる。

フェイジョア (Feijoa )はフトモモ科の常緑低木で、別名「パイナップルグアバ」とも呼ばれるように、パイナップルとバナナの中間の様な芳香、洋ナシのような食感、追熟して食するが、酸味・甘味・渋味と従来のフルーツにはない味がする。
ウルグアイ・パラグアイ・ブラジル南部原産で果物として食用に栽培される他、庭木や生垣用としても評価が高い。

マイナーと言えば、ここで又昔話である。

以前栽培販売していたサラダ菜が、安い時の市場価格がたったの1円という話をしたが、新規就農して「できる事と売れることは別問題」という至極当たり前の現実に直面して随分辛酸を舐めた。
ロマンでなく生存のため、売れる野菜を探し求める、終わりのない旅に出たのである。

今となっては、メジャーとマイナーの狭間で、支離滅裂な種類の野菜の栽培販売にチャレンジしたあの頃が懐かしい。
最終的には一応高糖度トマトに行きついたわけだが、試作研究したものの一部を記しておく。

①メジャー部門:小ねぎ・ミツバ・青梗菜・ラディッシュ・人参(ミニ)・クレソン
②中間部門:わさび・モロヘイヤ・ベビーリーフ・サラダほうれん草・ハーブ各種・セリ・わさび菜・からし菜
③マイナー部門:アマランサス・アイスプラント・スイスチャード・タラの芽
(個々の種類品種についての情報やエピソードについては、別稿に譲りたい)



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