2021年2月12日金曜日

ジェンダーギャップ指数

 ファーマータナカの気になる数字「ジェンダー・ギャップ指数」。

散々報道されているM氏は一回り上の世代だが、総じて日本の男性の潜在意識はそう変わらないと思う。
関連情報も含めて、いくつか拾って確認しておこう。

・2019年「ジェンダー・ギャップ指数」ランキングの1位はアイスランド、スコアは0.877で、次いでノルウェー、フィンランド、スウェーデン、ニカラグア。中国は106位、韓国は108位とアジア勢が低いイメージだが、それよりも日本は低い。
・ジェンダーギャップ指数において最も男女格差が少ないとされるアイスランドも、かつては男性中心の社会だった。
・そのアイスランドは、2010年に、企業役員の4割を女性に就任させるクオータ法の導入を政府が決定。
・分野別に見ていくと「政治」「経済」の分野での遅れが足を引っ張っている。
・「政治」の3つの指数の「国会議員の女性率」「閣僚の女性率」「過去50年間の女性元首」の全てが無残。
・「経済」では5つの指数のうち、「管理職につく男女の人数の格差」がひどい。
・民間給与実態統計調査(2018年)によると、日本の給与所得者数は5026万人でその41%が女性で、女性の平均給与は293万円と男性の54%。非正規の比率は男性が12%に対して、女性は39%。

身近な事件等では、
・医学部入試に女性差別や年齢差別が明るみに出た。
・女性の路上生活者が増えている(渋谷ホームレス女性殺害事件もあった)。
・女性の自殺率が急増している。
・日本では、結婚したことのある女性のうち7人に1人が身体的暴力の被害者であるとのデータがある。

ジェンダーギャップ指数2019、日本は過去最低を更新し121位、G7最低 男女平等はまた後退


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