2022年1月11日火曜日

パチンコ

休日も朝から忙しい。

身内が入院している八女方面の病院に転院のために向かう途中、広大な敷地の郊外パチンコ店が目に留まる(今日は定休日)。

ギャンブルは個人的には18歳浪人時代に一番ハマって、その後数年、麻雀パチンコ競馬と、一通り社会勉強させていただき、「ギャンブルはトータルでは胴元しか儲からない」という自明の理を、高い授業料を払って学ばさせていただいた。
貧困故の軍資金の枯渇という決定的要因により、比較的早期に足を洗い、今は哲学者或いは仏様のような達観の境地に到達していると思われる。

第3期黄金時代のピーク1995年には、売上高30兆円、遊戯人口2,000万人を誇ったパチンコ業界も、ジリジリと減少を続け、「レジャー白書2021」によると、パチンコ・パチスロの市場規模は約14兆円、遊戯人口も1,000万人を切っている。

パチンコ産業の市場規模として貸玉(メダル)料がふさわしいのだろうかという議論があり、ホールの実質的な売上高は、玉やメダルを貸した金額からプレイヤーが遊技の結果、獲得した玉やメダルを賞品に交換した金額を差し引いたもの、つまり粗利額に相当する金額を指標とするべきという意見がある。
カジノを代表とするギャンブル産業では、プレイヤーが投じた金額から獲得した金額を引いたものを売上高として計上するのが一般的で、それによれば、ラスベガス、マカオ、シンガポールのカジノ業界の市場規模は各々、約1兆399億円、約4兆6,897億円、約4,193億円(2013年)だそうで、パチンコ業界の粗利規模は2兆3500億円なので、やはりデカい。
(そんなことどうでもいいとの声が聞こえるので、この辺でやめておく)


※参考URL:【 パチンコ業界 WEB資料室



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