2022年5月30日月曜日

I Love You の訳し方

ファーマータナカの読まないで書評「 I Love You の訳し方 」。

「 I love you 」を「月が綺麗ですね」と訳した夏目漱石、「私、死んでもいいわ」と訳した二葉亭四迷。

この歳になって朝から考える必要があることなのか、そこは確かに論点ではある。
さりとてときめきとは、消しゴムで消せるものではないのも確かだ。

拾えたものをいくつか載せておく。
「疲れた君がひたすら海をみるための小さな白い椅子でありたい」
「話したいことよりも何よりもただ逢うために逢いたい」
「私が生まれたのは、すでに二十四年生きたあとだった」
「先生、首をしめてもいいわ。うちに帰りたくない」
「世界なんかわたしとあなたでやめればいい」
「でも、好きって言いたくなかったの。たぶん、それよりずっと好きだったから」
「わたしが淋しいのは、あなたがわたしに欲情を抱いていないということに対してなの」
「身体が2つなことがもどかしいほどに私たちは1人だった」

ついでに無名の恋人たちの言葉も拾ってみたら、そっちもシンプルだけど結構いい。
「各停で帰ろか」
「ううん、今来たところだよ」
「2つ買ったよ」
「いつもより空が青い気がする」
「これ好きかなってすぐに思う」
「あ、それ、私も好き」 
「なんでわかってくれるんですか」

さてそろそろ現実に戻らねば…。



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