2023年3月27日月曜日

カーシェア

母の歩行が以前より困難になってきて、新たにゴミ出しや洗濯物の乾燥とかが増えて週に4~5回と訪問回数が増えたものの、食材等のまとめ買い(週1)の時と病院行きの時等にはカーシェアを利用し、それ以外は雨が降っても槍が降ってもチャリで済ましている。
(関係機関とも相談し嫌々同居の話を進めているが、やれやれこの場に及んで一人暮らしの勝手気儘さが脅かされるのが嫌なのだろう、すんなりと首を縦に振らない)

そのカーシェアについてはこれまで何度か書いて、我等庶民にとっては新しい時代の有用な仕組みであると、概ね高評価な紹介をしてきた。
実際自動車の次世代のあるべき姿として、CASEという言葉が喧伝されている。
CASEとはConnected(インターネットとの接続機能)、Autonomous(自動運転)、Shared&Service(カーシェアリング)、Electric(電動化)の4つの英単語の頭文字を取って作られた略語。

そのカーシェアが、このところ体感的にどうも不便なのである。
現在近隣のステーションは14ヶ所、ここ1~2年で5ヶ所以上閉鎖された。
昨日も一番遠いステーション1ヶ所のみが辛うじて予約可能という状態で、レンタカー屋さんに行くよりも遠く、近くで手軽に短時間、のキャッチフレーズはどうなったのかと言いたい。

日本の業界は統計的には30%を越える伸び率だった時代を経てまだ何とか微増だが、閉鎖や統合や1ヶ所の台数を減らすなど経営効率を図る新たなステージに入っているのは間違いない。
既に欧米では、自動車メーカー自ら設立したものをはじめ多くのカーシェア業者が生まれたが、そのカーシェアビジネスはすでに大きく縮小傾向にある。

こうなってくると次世代の仕組みである新たな個人間カーシェアにシフトせざるを得ない。
暇と金を持て余す我が超富裕層友人諸氏の所有する高級外車を回り番で配車してもらうしかなさそうなので、よろしく頼む。



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