吉川忠英
秋時雨、雨宿り。
図書館でちょっとどうでもいい調べものなんかして外に出ると、巷はもう自分のように黄昏れていた。
帰りたくなくて、ふらふらと市内の裏路地なんぞを彷徨って、外観は小粋な、前からちょっと気になっていた新し目のCafeの前を通りかかった。
こんな時飛び込まないと、また当分ドアを叩くことはないだろう。
「cross road cafe」。
入り口の小さな紙に何か書いてある。
驚いたことに、「吉川忠英 LIVE!」とある。
何たる偶然、こんな事が本当にあるあるだろうか😍
吸い込まれるように店内へ。
てなわけで、日頃の行いが良すぎるのを、神様はちゃんと見ていてくれたのだ、秋の夜長に思いがけないプレゼント、至福の時はあっという間に過ぎていったのである。
吉川忠英…
70年代、陽水や拓郎ほどメジャーではなかったが、知る人ぞ知るアコースティックギターの第一人者として、大滝詠一・中島みゆき・松任谷由実・福山雅治・夏川りみ・加山雄三・Chageなど、ニューミュージック系のアーティストを中心に数多くのレコーディングやコンサートに参加、現在も精力的にLIVEで全国を駆け回っている、76歳。
10人足らずのアットホームなLIVE、ギターの情感とテクニックは予想通り最高、思ったより小柄だった。
cross road cafe@六ツ門町
鈴木康博・山本潤子・吉川忠英 /朝の雨(アーリーモーニングレイン) (EARLY MORNING RAIN) PP&M Cover
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