プルーフ
ファーマータナカの棚からスピリッツ
「Pusser's Gunpowder Proof British Navy Rum 54.5度(パッサーズガンパウダープルーフ)」。
アルコール飲料の歴史は非常に古く、ワインは紀元前6,000年頃、ビールは紀元前4,000年頃、蒸溜酒(Spirits)は紀元前1,300年頃と言われる。
酒を飲めば酔うが、何故酔うのか、又何故強い酒と弱い酒があるのか、はずっとわからない時代が続いた。
現代ではエタノール含有量で自ずと解るわけだが、その濃度をどうやって証明(proof)していたのか。
ボトルに「Gunpowder Proof」とある。
Gunpowder とは黒色火薬のこと、これにスピリッツを小量垂らして、火を付けてみる。
燃えなければ不良、ゆっくり燃えれば合格、激しく燃えれば非常に上質というわけである。
この黒色火薬によるテストはプルーフ(Proof)と呼ばれて、後にアルコール度数の単位に使われるようになったというわけ。
英国海軍に当時納品されていたラム酒のアルコール含有量は、95.5プルーフ(54.5%)。
ファーマータナカ艦隊は、Gunpowder Proof は用いず、Liver Proof=自分の肝臓で測るためか、今宵も撃沈された可能性が高い。
(※100UK proof=57.15% 100US proof=50%)
Smuggler@池町川沿い
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