口説き
ファーマータナカの本棚「文豪たちの口説き本」。
恋愛は個人の尊厳と自己表現の重要な要素である。
キャバ嬢を口説きたいからとか、そんな下世話な動機で小説を読むなんて以ての外だ。
恋愛の心理的哲学的な側面、社会的規範や倫理との衝突、道徳的枠組みからの超越…、いくつになっても、崇高な恋愛文学そして文豪から学ぶべきものは多い。
一例を挙げておく。
「文ちゃんがお菓子なら頭から食べてしまいたい位可愛い気がします。」
代表作「羅生門」を発表した翌々年の大正6年(1917年)、当時25歳の芥川龍之介は後に妻となる17歳の塚本文へ手紙をしたためた。
見方によっては、単なるおじさん構文、この時代からすでに先駆的な大甘の口説き文句を発する龍之介君、その感性を吸収し我が物とし実践に役立てよう。
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