准高齢者
ファーマータナカのさもありなんニュース。
内閣府に続いて、日本老年学会が高齢者定義について提言を出した。
どうやら我々は、高齢者から准高齢者に格下げになりそうだ。
年金早いぞ、もっと働けってことらしい。
そのわりに、免許証返納迫られ、職場ではお邪魔虫(本人も悪いが…)。
又超高齢者(90歳以上)とは、普通あり得ない(よく生きてるよな)って意味か。
上記に関連するが、2016年は「高齢者による交通事故」が大きく報じられ、社会問題化した感もある。ニュースを見る限り、高齢者は運転しない方がいいとか、免許を返納するべきだといった意見が大勢を占めているように見える。
しかし実際は、結論から言うと、高齢者による交通事故は増えているどころか減少傾向にあるのだ。
凶悪犯罪の件数等でもいえることだが、、そのデータの切り取り方、報道の仕方によって、真実が歪められた情報操作や世論操作が行われていて、踏み込んだ報道はほんの一握りしかないのが現実だ。
例えば交通事故データの発表は警察庁だが、いわゆるジャーナリズムは発表をそのまま垂れ流すのではなく、発表の裏にあるであろうその意図を見抜き、国民住民側に立った分析と論評を忘れがちになってしまっていることを指摘しておきたい。
とすれば、この提言は「あくまで医学・医療の立場からの提案で、国民がこれをどう利用するかは別の問題」としているが、国民が云々というところがすでに相当胡散臭いというべきで、社会福祉などを含め確実に影響を与えていくと見るのが妥当といえよう。
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