角打バー オリーブ
誰もかまってくれないので、チョイと角打ち…。
「角打ち(かくうち)」という言葉は、「広辞苑」には載っていないらしい。
「日本国語大辞典」(小学館)には、「酒を升にはいったまま飲むこと」とあり、それから、「酒屋の店頭で酒を飲むこと」という意味になったようだ。
もともと秤り売り用の酒を、升を借りて縁に乗せた塩をアテに、その場で立ち飲みしていたもので、「四角い升の角に口をつけて飲むこと」
から「角打ち」と呼ぶようになったのだ。
ということで、昨今のいわゆる角打ちバーは、厳密な意味では酒屋ではなく、飲食店の一形態となっているフシがあり、角打ちバーというより、立ち飲みバーといったほうが表現としては正しい。
ちとややこしいが、ここ「角打バー
オリーブ」は「森川酒店」という酒屋さんの経営で、実はすぐ隣に旧来からに「角打ち」スペースがあるのだ。
本来ファーマータナカ何ぞは、そちらで飲むべき人種ではある。
本来ファーマータナカ何ぞは、そちらで飲むべき人種ではある。
一方こちらは女性客もターゲットにしていて、ワインやカクテル、テキーラ等も揃っている。
その上、純米吟醸酒等の日本酒の品揃えが豊富で、価格的にもチョイと一杯にしてはいい値段となっている。
本来なら500円玉一枚で、日本酒とつまみでおつりがくるという状況が庶民には有難いのだが・・・。
とはいえ、春を待つ孤独な宵のうち、暫し五臓六腑に沁み込む酒を流し込むのは悪くない。
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