SIM

アナログ親父のデジタル奮闘玉砕記。
しょっちゅう海外に行かれたり、デジタルにお強い方はそりゃあよかろうが、何でも海外でスマホを使うとパケ死（パケット死：支払困難或いは不可能なほどのパケット通信による高額請求をさした俗語）するらしいとの、あな恐ろしい情報。

海外でスマホの利用形態として
①携帯電話電源を海外にいる間オフにする方法
②通信のみをオフにする方法
③海外でのパケ放題に加入する方法
④パケット通信のみをオフにし、無料のWiFiスポットを利用する方法
⑤現地の海外SIMカードを購入し、使用する方法
⑥海外旅行用のレンタルWiFiを借りて使用する方法
等があるが、①では写真もとれんし、②ではモバイルデータ通信とかデータローミングの設定がどうたらこうたらで、Web やメールが使えない。
③は安くなったとはいえ SB は2,980円/日。
④で何とかしのげるが、旅行先の街中で例えば自由に Google Map が使えないのは痛い。
⑥の例えば盛んにCMが流れるイモトのWi-Fiは980円/日・3G・ベトナム。
てなわけでここは⑤しかない。

SIM(Subscriber Identity Module＝固有ID、加入者識別番号、電話番号など利用者を特定する情報が書き込まれた小さなICカード)自体が何なのか訳わからん以前に、日本の3大キャリアはこれにロックをかけて（＝SIMロック）自社通信網しか使えないようにしていた（2015年5月解除）から恐れ入る。

では以下に手順を示しておく。
①まずSIMロック解除だが、お店に行けば3,000円徴収とちゃっかりしているので、ここは無料のWeb上でする。
②現地空港でSIMカードを購入し、従来SIMを取り出して代わりにスマホに挿す（挿してもらう）。
　※事前にAmazon等で購入もできる。
③帰国したら従来SIM に差し替える。
で OK だ。

小生の購入価格は160,000VND(ドン)(≒800円）/4GBで、結果使用は1.6GB/10日、1日80円だった。
なお、通話は LINE やメッセンジャーの無料電話で充分だが、現地での必要性（ホテル・ツアー会社・緊急等）があるなら電話番号付きSIMカードもある。