刈払機
16年程やった農業を引退して、数えてみたらもう7年半になる。
今回仕事がらみで、刈払機(草刈機)を使う必要があり、久しぶりに昨日草刈をやってきたところだ。
時の流れ、時代の変化とは、空恐ろしいものだ。
自分の中では、刈払機から連想するイメージは、プロ使用・プロ仕様・2サイクルエンジン・混合油等である。
しかしホームセンターを見てみると、やたら電動式のものが多く、カラフルで軽量、ポスターで刈っているモデルは女性だったりして、ひょっとしたら俺は置いてけぼり、という一抹の不安はあった。
実際は、ガーデニングの流行もあり、一般家庭や女性での需要が増えていて、更に環境問題でECOという切り口が時代の趨勢になっていて、ファーマータナカは完全に陳腐化していたのだった。
素人さん向けのバッテリー式の話題は置くとして、実際1台は借用することになって、周りの人に2サイクルエンジンとはとか、始動の仕方とか、燃料のガソリンとオイルの混合比率は25:1だとか能書きを垂れていたら、借りた機械は4サイクルエンジンで燃料はガソリンだと言われて、失神しそうになった。
(4サイクルエンジンの刈払機は、実際はちょうど就農した1997年にホンダ(流石!)から発売されていて、その後数社が発売、燃料の混合比率も今は50:1だって、知らんかった)
久しぶりの草刈は、つつがなく終えることができた。
これからは、なお一層謙虚を旨とし、恥晒しの回避に努めたい。
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