ファーマータナカの歳時記的心。
第二十二候「蚕起食桑(かいこおきて くわをはむ)」。
中国伍千年の歴史、絹の道を遥か超えて、蚕はやって来た。
その蚕が卵から孵化して、桑の葉を盛んに食べ始める頃の意。
ググってみると、蚕は野性には存在せず、自力では餌も探せず交尾もできず、成虫は翅があるものの飛ぶことは出来ず、口が無いので食べることも出来ず、子孫を残して1週間ほどで死ぬといい、要は家畜で1頭2頭と数え、あまりロマンチックではない。
一方現実は「豚起呑酒(ぶたおきてさけをのむ)」で、更に季節感もロマンもへったくれも無いが、それでも確実に季節は巡ってゆく。
(画像は2014年吉野ヶ里にて)
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