2021年8月24日火曜日

ファーマータナカの今日の Goods「盃(さかずき)」。

盃とは、主に日本酒を飲むために用いる器。
坏あるいは酒坏とも書き、小さなものは盞(さん・せん)とも書く。
お猪口(おちょこ)や、ぐい呑みという表現もある。

通りすがりのビレッジバンガードのオンラインショップで見つけた。
ユーモアは有るが、風情は無い。
故にまだ、ポチ🖱ってはいない。



風呂上がりの浴衣の君がいて、「熱燗徳利の首つまんで、もう一杯如何」なんて(旅の宿:吉田拓郎)やると妙に色っぽいが、一杯飲み屋の片隅で、独り手酌で啜(すす)ると、侘しい事この上なかった。

それも通り越して酒屋の角打ちのコップ酒、挙句は、土方帰りにビールケースに跨って、ワンカップの合成酒をあおった時代もあった。

ど田舎の宴会や結婚披露宴では、必ずご返盃なるものかあり、盃は親の仇のように行ったり来たりで不衛生極まりなく、自分のペースはそっちのけで酒量が掴めず、お決まりの大トラが出現して、数々の事件も起きた。

一杯の器を味わい、ささやかな酒肴をつまむ。
たまには一献の酒をたむけることもあるだろう。
今頃は、人里離れた山村の別邸で、山川草木を愛でながら花鳥風月に遊んでいる計画だった。

夢は未だ夢の中にある。

引っかける大盃に胡蝶かな 小林一茶


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