櫨並木を駈け抜けると感じた、微かな風の色の変化。やがて葉に赤みが混ざりだすだろう、が、櫨紅葉(はぜもみじ)となるのはまだ先。子供の頃、触れるとかぶれをを起こすと祖母に言われながら野山を駆け巡った記憶が甦る。木蝋の原料として栽培されてからも高々300年、千秋の時人は、闇を照らす灯りをどう採ってきたのだろうと想いを巡らせる。真紅の葉でもなく、ましてや可憐な花でも豊穣の実でもなく、ただ繁茂するその並木の勢いに時を感じて。@柳坂曽根の櫨並木
ファーマータナカ さんの投稿 @ 9月 08, 2022 0 件のコメント
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム
詳細プロフィールを表示
登録投稿 [Atom]
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム