歳月不待人
ファーマータナカの今日の漢詩「歳月不待人(歳月人を待たず)」。
陶淵明いい、隠逸反俗と共に酒のイメージが欠かせない。
酒を歌った中国の詩人としては、李太白と並んで双璧を成す。
昔
Time is money.
Time flies.
Time and tide wait for no man.
等を習ったと思うが、同じ意味のようで実はそれぞれ違うようだ。
「歳月不待人」も一般的には、「時間は直ぐに過ぎてしまうものだから、勉学に励め」的に使われることが多いが、よく引用されるのは「雑詩」其一十二句の最後の四句で、本当はその前の二句に注目すべき、ココ大事。
得歡當作樂 (歓を得ては当に楽しみを作すべし)
斗酒聚比鄰 (斗酒比鄰(ひりん)を聚(あつ)む)
嬉しい時は大いに楽しみ騒ごう。
酒をたっぷり用意して、近所の仲間と飲みまくるのだ。
(歳月は人を待ってはくれないのだから!!)
愉しい今をどんだけ取り戻せるか、そこが問題だ。
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