桜の花びらはらはらと宙に舞う
束の間とはいえ桜は咲いても散っても春の主人公
桜前線を追って北に走る友もいる
その傍らで椿がひっそりとだが見事な花を付けている
正に読んで字の如く春の木
だがその見事な咲っぷりよりもぽとりと落ちる様が好んで詠われる稀有な花
赤椿咲し真下落にけり 加藤暁台
赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐
落椿われならば急流に落つ 鷹羽狩行
武士のように潔いとも逆に首が落ちるようで縁起が悪いとも言われる
せめて死に際だけでも武士のようにありたい(たぶん無理)
4月 卯月(うづき)始まる
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