2023年5月13日土曜日

リサイクル

デカい看板ウォッチング。 「歩きスマホで モノを売るのは、危険です。モノを売るなら お店が安全。質高山。」 「歩きスマホ」という社会問題に切り込みながらちゃっかりコマーシャル、コピーとしては秀逸とまではいかないが及第点と思うが、論点はそこではない。 リサイクルは、人が使った中古品なんてと眉を顰める金持ち中高年が一定程度いるとは言え、特に若い世代てはすっかり定着していて、SDGsの観点からも悪くはない。 高山質店のCMもしょっちゅう見かけるし、 2nd STREETの成長、BOOKOFFももちろん健在だ。 利用したことのない富裕層の方は気にも留めていないだろうが、販売業なのに「買って下さい」ではなく「売って下さい」ばかりが外ではもちろん店舗内でも矢鱈と目立つ。 東京で赤貧極貧貧乏学生をしていた時、後にも先にも一度だけだが大切にしていたライターを質屋に持ち込んだ事がある。 あまりの査定額の低さに度肝を抜かれ我が身の不憫さに暫く立ち上がれなかった。 (そもそもライター自体に客観的価値がなかったのではあるが) 経済原理原則から考えれば至極当たり前なのだが、あれだけの大量在庫を抱えられるのは仕入が安いからというか、二束三文あるいは只(ただ)だからだ。 ネットの口コミ等でも容易にわかるが、余りの査定額の低さに悔し紛れもあるだろうが、捨てたほうがまだまし(おまけにその品物が例えば100倍の価格で売られている)とか、査定員のヤクザまがいの態度の悪さ(全ての店舗がということではなく店舗やたまたま当たった人が運悪く酷かった)が指摘されている。 庶民はリサイクルにおいては、たまたま持っている需要度が高い超一流ブランドもの以外については、売る側より買う側で地球環境に貢献するほうが心穏やかになれる。


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