2024年3月24日日曜日

結婚

ファーマータナカの本棚「ま、いっか。(浅田次郎)」。

花の笑みに鉄の心「花笑鉄心」が浅田次郎の座右の銘というが、何かカッコいいと思ったらどうも彼のオリジナルらしい、ま、いっか。

エッセイは同じオヤジの臭いがしながらも含蓄があり軽妙洒脱。
その中の「黄昏の恋」と題する文章に「三婚説」と言う面白い話が出ていたので紹介する。

「近ごろ、たいそう面白い説を耳にした。
詳しい出典は知らない。ただの笑い話かもしれないが、あんまり面白いので紹介しておく。仮称「人生三回結婚説」とする。略して「三婚説」とでもしておこう。
まず、二十歳になったら全員二十歳齢上の異性と結婚する。はたちの娘と四十のオヤジ、はたちの青年と四十のマダムの結婚である。そのまま二十年間、結婚生活を送り、四十歳と六十歳で離婚する。そして間髪を容れず、四十歳の男女は二十歳の男女とそれぞれ二度目の結婚する。
六十歳で二度目の離婚をしたあとは、同じ境遇の六十歳の異性と三回目の結婚をする。
概要は以上である。」

単なるエロ親父の妄想とも取られかねないが、晩婚化・未婚率の上昇・少子化などの社会課題の解決手段として、あるいは暇つぶしや酒席の肴として、自分自身に当てはめて考えてみてはどうか。




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