次郎庵
飲食店探訪。
何人かから良い店だと口伝に聞いた。
その昔、当時は閑散としていたロケーションで、すぐそばで3店舗程営業していたことがある。
12席の狭い店内は、居抜きながら清潔ですっきりとした内装。
若い大将は、10数年鮮魚仕入れと寿司屋の板前として腕を磨いた。傍らにいるフィアンセらしき女性と二人で切り盛り。
溌剌とした徹客態度に好感が持てる。
お魚がメイン、刺身・お寿司・地鶏タタキ他一品料理と美味しいお酒。
近隣T町出身だそうで、この場所もお客もしがらみがない。
夢と挑戦と無謀さとひたむきさ。
大型店やチェーン店が多い中、そこに往年の自分(達)見るのである。
頑張って欲しい。
よってけや次郎庵@池町川沿い
蛇足ながら先日客で溢れかえる薬院界隈で、やっと座れる店を見つけて飛び込んだ時の話。
新規出店も多く若い経営者が多いと思われる中、ご夫婦で40年間営業の店だった。
ちょっと不機嫌で寡黙な親父と、元気でシャキシャキとした女将。
メニューの種類も多目でバラバラ、手の込んだものもある。
客もパラパラと入ってきて、どんどんオーダーが入っていく。
もう自分の心(気持的には体も)はいつしかカウンターの中にある。
自分のオーダーの内容もタイミングも営業する側の都合を考えるのである。
そこにも自分(達)を見るのである。
40年間繰り返された毎日、もう少しだと思う、頑張って欲しい。
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