蝉の抜け殻を見つけた。抜け殻、貝殻、吸殻、亡き殻・・・。「殻」とは、何かが抜けたあとに残るものなのだろう。抜けるものは、生身の身体であったり、あるいは魂であったりする。不思議なのは、何も残っていないはずの殻に、かつてそこにあった「何か」の存在を感じること。季節の移ろい、世の移ろい、そして老い。夏はまだ盛り。蝉は鳴き続けている。小さな夏の置き手紙。抜け殻の まだ陽を抱く 夏の朝蝉の殻 空なるものの 重さかな蝉の殻 そこにいないと そこにいる 〜 腐阿魔多難禍
ファーマータナカ さんの投稿 @ 8月 17, 2026 0 件のコメント
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