「郡上一揆」(ぐじょういっき)は、2000年公開の日本映画。
戯曲「郡上の立百姓」を原作とし、江戸時代宝暦年間に郡上藩で起こった大規模な百姓一揆である郡上一揆を、一揆に参加した農民の側から描いている。
岐阜県の農家出身の映画監督神山征二郎は、メイキングビデオでも言っていたが、歴史をいわゆるキングの側から描くのではなく、庶民目線に立ち、決して派手さはない上、勧善懲悪的なハッピーエンドではない淡々とした展開が、かえって世の不条理を浮かび上がらせている。
それにしても延べ人数で3500人に及ぶエキストラを動員、撮影場所の選択も含め、時代劇の臨場感を描くために多大な力がいることを改めて認識させてもらえた。
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