護られなかった者たちへ
ファーマータナカの今日のCINEMA「護られなかった者たちへ」。
震災と貧困という現実社会にある(あった)理不尽をベースに、復興が進む仙台で発生した連続殺人事件の悲劇を描いた社会派ミステリー。
日本の生活保護制度の矛盾欠陥を扱っているが、受給者(不正受給は金額ベースで受給者の2%弱)はもちろん、受給をなるべくさせまいとする行政(申請第一主義や扶養照会)を一方的に悪として描くのではなく、双方のいわばもって行き場のない悲しみを描いている。
福祉保健事務所職員でケースワーカーの円山幹子を演じる清原果耶が SNS で発信した文章を載せておく。
「あなたは1人ではない。何度でも勇気を持って声を上げてください。不埒な者が上げる声よりも、もっと大きく、図太く」
いつもの事だが、また一人「清原果耶」という好きな女優が増えたことも記しておく。
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