大塚まさじ
当地久留米市では、「発心コンサート」というのが行われていて、1993年に始まり以前は久留米市草野町の「発心公園」で開催されており、2014年より会場を全国総本宮である水天宮の境内へ移動し、無料イベントとして再出発している。
丁度大分県の山奥に移住して農業をやっていた時と重なっていることもあって、気にはなっていたが結局この LIVE には一度も行かずじまいになっていた。
今年はコロナの影響で開催が危ぶまれていて、結局案の定中止となったのだが、出演予定だった「大塚まさじ」が、このコンサートのスタッフでもあり出演アーティストでもある知り合の店で、ミニライブをやると FBに告知していた。
同世代の雲の上のような存在だったアーティスト達は、この歳になると病気や自死で亡くなった人もいれば、活動を続けていたり再開した人もいる。
1970年代は東京にいたので、関西フォークや URC や春一番などに、ドップリつかっていたわけではない。
しかし泥臭く或いは哀しみと優しさを併せ持った、例えば西岡恭蔵や加川良には惹かれるところがあった。
この歳になっていい事といえば、それらアーティストがミニライブなどで全国を回っていて、運が良ければかぶりつきで味わうことが出来るところだ。
今日を逃すと、もう身近で聴けないかもしれかい。
そう思い立って、間際になってダメ元でメッセージしてみると、「大丈夫です、お越し下さい。」の返事。
演奏の合間に淡々と語る1970年からの50年間の同時代の日々、その語り口は温かくて優しく、想像していたよりとても柔和だった。
本も買って、少し話も出来て、一緒に写真も撮って(ミーハー)、握手もした(ま、いいか)。
「男らしいってわかるかい(Bob Dylanの「I Shall Be Released」の日本語カバー)」と「プカプカ(ジャズシンガー安田南に捧げられた曲と言われる)」が、やっぱトリだった。
「プカプカ」はコチラ。
俺のあん娘は 男が好きで いつも Hu Hu Hu Hu
俺のことなんか ほったらかして いつも Hu Hu Hu Hu
あんたが あたいの 寝た男たちと
夜が 明けるまで お酒飲めるまで
あたい 男止めないわ Hu Hu Hu Hu
「男らしいってわかるかい」はコチラ。
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