高齢者講習
耳納連山の麓、街外れの久留米○○自動車学校まで、炎天下の210号線を往復20kmの行程を汗だくになりながら、自転車🚴で自動車🚙の免許更新のための高齢者講習に行った高齢者がいた。
誕生日はとっくに過ぎていて、更新期限までのタイムリミットはあと2週間、相変わらず危ない橋を渡る人生が好きな高齢者がいたものだ。
高齢運転者の免許更新は、認知機能検査や実技試験を受けるものと認識している高齢者が多いかもしれなが、実際これらは75歳以上の高齢者からで、特に実技試験は特定の違反歴のある75歳以上の高齢者が対象。
70歳以上の高齢者免許更新で受講が義務づけられている「高齢者講習」の実態はというと、
・高齢者は2時間で6,450円の受講料(高いゾー)
・高齢者はDVDなどで交通ルールや安全運転に関する知識を再確認
・高齢者の動体視力・夜間視力・視野を測定
・高齢者は車を運転し、指導員から助言を受ける(実質10分足らず)
実施している自動車学校にもよるのだろうが、受付から30分経ってやっと開始、DVDの流れる部屋で待機して、10分足らずコースを回って、視力検査(夜間・視野含む)をちょちょっとやって終わり。
高齢者に領収証が出ないという事は、これは委託業務というやつで、ツッコミどころは多い。
少し調べてみるとやはり、
・予約できるのが116.3日先で、講習の予約が取れず免許が失効してしまう高齢者も出ている(香川県)
・高齢者講習時必要な「実車指導」を2年近くも未実施の自動車学校があった(長野県)
等が出てきた。
反面高齢者の同窓生の経営する自動車学校では 「高齢者の交通事故を減らすために、最高時速20kmの安全な電動ミニカーを販売します」との先駆的取り組み情報もあったので付記しておく。
(※運転適性のない高齢者にも運転をさせるべきと高齢者が主張しているものではありません)
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