2016年9月19日月曜日

折り梅


ライブラリーシネマ。
『折り梅』は、「ユキエ」(これもアルツハイマーがテーマ)で絶賛された松井久子監督第2作で2001年作品。
アルツハイマーの義母の老いと介護を扱った実話で、小菅もと子著「忘れても、しあわせ」が原作。

個人的には、他人事のような、優柔不断で優しさも感じられない息子(夫)の態度が鼻についたが、女性監督の女性目線から見れば、これが日本男子の実像といえるかもしれない。

明日は我が身的内容もさることながら、実は3年前に見てFBにも投稿していた事実を全く失念しており、その症状の方が心配だ。

以下はその時の投稿内容。
「折り梅」は、2001年松井久子監督第2作、出演原田美枝子、吉行和子他。
アルツハイマーになった義母と介護する嫁という二人の女性の心の物語。梅は老木になっても花を咲かせ、枝を折って生け花に活けても、皮から養分を吸って咲き続けるから<折り梅>というと。
映画自体は、心穏やかにしてくれる作品だったが、施設介護から再び家族介護への流れがある昨今、家族とりわけ女性への介護負担が本当に軽減される方向性があるのだろうか。




0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム