Jazz Spot 「River Side 」
等団塊世代にとっては特に思い入れ深い、博多中洲の 老舗Jazz Spot 「River
Side 」、縁あって「Truth of Blues 」のライブとジャック・ダニエルズを最前列で堪能、最高の夜!
ここ「River Side 」は、1960年創業の九州最古のジャズスポット、現オーナーは引き継がれたとあるので2代目か、現在は福岡中洲のジャズシーンで、フリージャズ、アヴァンギャルドジャズを主軸とするライブを積極的に打ち出している異彩な店となっていた。
ジャズ喫茶といえば、森田童子の「ぼくたちの失敗」(暗いです)という曲の歌詞にも歌われている。
春の木漏れ日の中で 君の優しさに 埋もれていた僕は 弱虫だったんだよね
君と話し疲れて いつか黙り込んだ ストーブ代わりの電熱器赤く燃えていた
地下のジャズ喫茶 変われない僕たちがいた 悪い夢のように時が撫ぜていく
僕が独りになった部屋に君の好きな チャーリーパーカー見つけたよ僕を忘れたのかな
ダメになった僕を見て 君もびっくりしただろう あの子はまだ元気かい昔の話だね
春の木漏れ日の中で 君の優しさに 埋もれていた僕は弱虫だったんだよね
(1976年 作詞・作曲:森田童子 / 編曲:石川鷹彦)
雑居ビルの地下、小さなテーブル、決して飲みたいわけではなかった不味いコーヒー、ほの暗い店内、大音量のスピーカー、他人としゃべることもなく、哲学者か修行僧と見紛う面構え・・・。
1960年代から1970年代へと、折しも時代は閉塞し、それ以上に自分自身が皆それぞれにどん詰まっていた。
GS、ビートルズ、フォークの流れとは別に、その息苦しさ生き辛さをひっそりと持ち寄り、しかし決して満たされることはなく又持ち帰っていたのだと思う。
GS、ビートルズ、フォークの流れとは別に、その息苦しさ生き辛さをひっそりと持ち寄り、しかし決して満たされることはなく又持ち帰っていたのだと思う。
部屋の片隅には、もう長く針を落とされることもないJAZZのLPレコードが入った段ボールが、今にも捨てられるのではと、心配気に置いてある。
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