2017年6月30日金曜日

銀座のすずめ


我楽多酒整理焼酎編。

「銀座のすずめガスライト 琥珀 35度 720ml 」

元々少ないワインは底をつき、無論新規購入財力はなく、漁ってみると何時買ったのか、焼酎が出てきた。ベネチアンブルーの一見お洒落なボトルは、銀座(数回しか飲んだことないけど)のガス灯をイメージさせるとか。
「銀座のすずめ」とは、かつて銀座において、時を忘れ友らと粋に酔い、語り、夜を明かした酔人たちをすずめになぞらえて名付けられている。

原料は清酒の仕込水でもある九重連山の伏流水と厳選した二条大麦100%、バーボンの樫樽の中で長い年月熟成させた、スモーキーでまろやかな味わい。
蒸留については雑味の多い末ダレを迷いなくカットし、香味の華やかな部分だけを使用し独自の香りと味わいとなっている。
単式蒸留においては、終わりになるにつれて沸点の高い香の低い成分とともに、蒸留中の熱によって二次的に副生された焦げ様の成分が留出してくる。
末ダレは功罪あわせ持つ部分で、焼酎にコクと幅、そして焼酎らしさを付与する一方、これを多くとりすぎると後留臭と呼ばれる特有の臭気と雑味の多いバランスの悪い焼酎となるのである。


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