岩田屋久留米店新館閉店へ
ファーマータナカのローカル商業情報。
楽して収集した関連情報を記しておく。
・久留米岩田屋は西鉄久留米駅東口に竣工した「米城ビル」(地上11階、地下1階)に1972年5月開業。
・売上高のピークは1993年の334億円で、2017年度は約1/3の117億円。
・従業員130名。
・今回閉店する新館は、米城ビルに隣接する再開発ビル「千歳プラザ」(市主導西鉄久留米駅東口再開発事業)の「A棟」に入居、専門店街を含む売場面積6,002㎡、岩田屋部分は約5,000㎡で1983年8月開店。
・このエリアは、岩田屋久留米店の本館や駅ビルと空中回廊で結ばれ、商都・久留米の玄関口として多くの買い物客でにぎわった。
・同時期開業「B棟」(千歳プラザ西館通称リベール、久留米市と地権者などが出資所有する第三セクター久留米都市開発ビル)は、2002年テナント撤退が相次いだため経営破綻。
・新館閉鎖後は本館の6フロアにまたがる婦人服売り場を集約するなどして効率化、日常品揃えを強化し、都心部の百貨店などとの差異化を図るとしている。
・2009年に閉店した久留米井筒屋跡地に総事業費177億円を掛けて建設の久留米シティプラザは、売上約1.5億円に対し経費約9億円で7.5億円の赤字、来場者60万人も水増し疑惑がある。
・3号線を挟んだ本館前にドン・キホーテが建設中なのも、時代の流れを象徴して皮肉でもある。
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