トクサ
ファーマータナカのよそんちの草「トクサ」。
一見、例えばスギナを1本立てにしたような、雑草といってもいいような、タダの草やんけ、と思っていた。
反面、こういうのに目が留まって、命や美や意味が見える齢になった(錯覚かもしれない)。
トクサ(砥草・木賊)は、シダ植物門トクサ科トクサ属の植物で、何と3億年前の石炭紀が起源だそうだ。
表皮の細胞壁にケイ酸が蓄積して硬化し、読んで字の如く、砥石に似て茎でものを研ぐことができることから、砥草と呼ばれると。
石炭紀の大気は酸素濃度が高くて、稲妻などによる野火のリスクから生き延びようと、トクサは耐火性のあるケイ酸を蓄積することで進化したと考えられている、おおーすごッ!
よって今でも、つげぐし・漆器・爪・木製品仕上げに使われているらしい。
「木賊刈る」は秋の季語、残暑厳しいが秋はそこにいる。(wikipedia他参照)
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