欄間
実家は結構古い一戸建ての木造2階建てで、母の寝室と座敷の間には、安っぽい?「欄間」がある。
先日も書いたが、母はやりっぱなしの性格で、何でそうするのか意味不明なのだが、例えば冷暖房をつけても部屋の扉や襖は開けっ放しである。
今まで何を買おうが何を食おうが、好き勝手にさせてきた。
人の言う事には全く耳を貸さないし、齢を重ねるに連れて現状変更を極端に嫌う性格にもますます拍車がかかってきた。
しかしだ、地球環境を守るという人類の使命に則り、遅きに失したとはいえ、節約や節制や節操というものをきちんと説き、実行に移させていかねばならぬ。
欄間はもともと、採光・通風・装飾のための日本の建築様式美なのであるが、そんな悠長なことを言っている場合ではない。
寒風の中、ホームセンターナフコまで、自転車を走らせた。
襖などを閉めるのはもちろんだが、欄間を目張りして塞ぎ、発電エネルギーの無駄を少しでも防ぐためのプチプチを買うためである。
なお地球環境を守る崇高な使命に比べれば微細なことではあるが、流石にここに来て介護関係での出費も嵩み、もう手遅れなのだが、元々無い母の貯金の目減りが激しいという事実を付記しておく。
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