秋遠からじ
「老老に 近くて遠き 花火音」 腐阿魔多難禍
折しも昨日久留米市では、福岡県内の観測史上最高気温に並ぶ39.5℃を観測したという、正しく盛夏である。
しかし、今後1ヶ月は続くと予想されているこの暑さの中で、とんと降らなかった雨(夕立?)や雷予報も出てきた。
19世紀の英国浪漫派詩人シェリーの一節「冬来たりなば春遠からじ(If winter comes, can spring be far behind?)」を真似れば、「夏来たりなば秋遠からじ」ということになろうか。
盛りがあれば衰えるのは必定、栄枯盛衰万物流転なのである。
実家から筑後川花火大会(第358回!)会場までは2.7kmほどの近さである。
今年も多くの恋人同士、友達同士、家族がそれぞれの刹那の享楽に出かけたその数は、42万人に上るという。
しかし我が家の夏祭りと花火大会は、いつの間にか遠くなって、ポーンポーンと音だけが響いていたのである。
マンションや住宅の合間から辛うじて見えた花火。
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