2025年9月25日木曜日

今日の牛乳「グリーンコープの産直びん牛乳」からの牛乳考。

お手伝いしているNPOには、ありがたいことに様々の企業や団体や個人から、多様多彩な善意の寄付が寄せられている。
その中のひとつ「グリーンコープ」さんからは、長年牛乳とパンの定期供給をいただいている。
その牛乳が、この猛暑で供給が危ういという話を聞いた。

グリーンコープのびん牛乳の特徴は、
・瓶入りで美味しさキープ(におい移りがなく、おいしさをキープ)
・母牛の飼料はnon-GMO(遺伝子組み換えではない)
・パスチャライズ殺菌(72℃15秒殺菌に対し一般的な牛乳は超高温殺菌(120℃以上2~3秒)で栄養が変質)

ここ数年の異常気象のうち特筆すべきは、猛暑と線状降水帯による水害だろう。

若かりし頃北海道で年間600t超の牛乳を生産していた経験があるが、寒さや吹雪で生産が危ぶまれた経験はあるが、暑さでの悪影響の経験はない。
それが今では北海道でも、乳量の大幅減少どころか、乳牛の日射病熱射病での死亡も報告されている。
もともとホルスタイン種は、オランダ周辺の欧州原産で適温域が0~20度であり寒さには強いが、気温25℃以上で自力による体温調節が難しくなり、食欲が減退するし、水ばかり飲んで乳質にも影響を与える。

人間世界でも猛暑対策が大変なのに、物言わぬ優しい眼差しの牛達の過酷な毎日を思うと、心が痛む。

この地球は、あらゆる分野で、どうにかしないといけないギリギリのところに来ている。


0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム