2021年9月8日水曜日

草刈

ファーマータナカの今日の肉体労働「草刈」。

自慢ではないが、仕事は何でもやる。
NPOが鳥栖市内にも一軒家を借りて無料塾をやっていて、そこの庭がこの有様。
高々百坪足らずだろうが、雑草の伸び過ぎはいけません。

ざっと振り返ってみると、土方→古墳発掘→鉄工所(以上バイト)→営業マン→牧場→飲食業→農業と、自分は生粋の肉体労働者である事が判明した。

草刈は、北海道→大分県→佐賀県と全国を股にかけている。

大分県での草刈は、自分の農地周りの他、部落内の農地法面や道路の共同作業、農地団地内の共同給水槽(山のてっぺんにあった)がある山ひとつ等々、草刈に明け暮れていた。

基本草刈は刈払機という農機具を使うが、北海道の牧場では牧草地が広過ぎて、そんなものでやっていたら一生かかっても終わらないので、モアコンディショナーという草刈専用機械をトラクターに付けて刈った。

北海道での草刈は、自慢ではあるが、草地面積100ha(30万坪)のうち、半分位が放牧地で残りが採草地(サイレージや乾草等の保存飼料用)、一枚の草地でも5ha(1万5千坪)位あり、日の出前から日没後まで刈り続けてやっと終わる位だった。

今思う事があるとすれば、雑草であれ牧草であれ野菜であれ果樹であれ、太古の昔から絶えることのない植物の、たった一粒の種子の持つ生命力の強さと、それに到底太刀打ちできない人間のちっぽけさだ。


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