2025年6月21日土曜日

国宝

今日のシネマ🎬「国宝」。

「悪人」「怒り」などで知られる作家・吉田修一の同名小説を監督李相日が映画化、「八日目の蝉」の奥寺佐渡子が脚本、撮影はソフィアン・エル・ファニ。
喜久雄役で吉沢亮、歌舞伎界の御曹司・大垣俊介役で横浜流星他、渡辺謙、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜等が出演。
戦後から高度経済成長期にかけての日本を舞台に、任侠の家に生まれ数奇な運命で歌舞伎役者の家庭に引きとられた主人公・喜久雄が、歌舞伎役者としての才能を開花させていくさまを軸に、歌舞伎の世界を舞台に、伝統と芸に生きる人々の栄光と葛藤を描いた壮大な物語、3時間を長尺とは感じさせない出来栄えだ。

付録情報
・「公開10日間で観客動員85万人、興行収入11.9億円突破 驚異の前週比143%」のニュース、普段見ている自分の🎬のチョイスがマイナーなせいもあるが、いつもほぼ貸し切り状態のシネコンが、年齢層は高かったとはいえ観客が多くて、いい映画を作れば人は動くのだと改めて思った。
・人間国宝の歌舞伎役者・小野川万菊を演じた俳優としても大人気のダンサー・田中泯の台詞・手招き・踊り・立ち振る舞い等々その存在感が異様に凄かった。
・原作は人気作家・吉田修一氏自身が3年間にわたり歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を血肉にして書き上げた作品。
・少年時代の喜久雄を演じた「黒川想矢」、どこかで見た顔と思ったら、「怪物」に出てた子、成長が楽しみ。

『国宝』本予告【6月6日(金)公開】




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